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特にテーマはない。

ガンダムに大事なのは重量感

すげー今更なんだけど、たまたま、ケーブルテレビで「ガンダム00 A wakening of the Trailblazer」を見た。公開時期のレビューをなんとなくななめ読みしたら、ガンダムじゃないとかなんとかいう芳しくない評価は目にしていたのだけど、改めて意味を再確認できた。


ちなみに映画.comでのレビュー評価は4.0
http://eiga.com/movie/55064/

movileWalkerでは2.0
http://movie.walkerplus.com/mv46158/

YAHOO 映画では2.89
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id336237/

レビュー内容はリンク先参照と言うことで、原作レ○○ってこういうこと言うんだなと思わなくもない。
あ、この場合はガンダムの文化というか。
ガノタらしく言うのであれば、立場や思想や政治的な対立の上の人間ドラマがメインのガンダムに「金属生命体」て。
パラレルワールドだとしていても、00の技術力は宇宙世紀にはロストテクノロジーとして扱われてるとしか思えん。。。

というわけで、00の本編はまだ面白かったと思わなくも無いんだが、劇場版のシナリオと脚本は最低です。育てたキャラの使い捨てもまたひどい。

で、唯一、褒められるのは戦闘シーン。
ここだけは、SEEDのようにおもちゃ感もなく(やたらとハイスペックだが)、派手な演出がなされており見応えが非常にあった。まぁ、相手が相手だけに若干、マクロスを連想させるシーンも多々有ったけど。MSとの戦闘はもう少し欲しかったかな・・・。

んで、ガンダムを見て「ガンダムだなー」とか「宇宙だなー」とか思わせる描写は、やはり重量感なわけで。
例えば、脚本・絵と共に大絶賛中の正史、ユニコーン
MSが飛べば人は転ぶし、加速すれば耐Gスーツが締め付けるし、無重力状態では壁を蹴りながら進むもんです。
こういう「宇宙空間なんだ」と思わせる重量感が、ガンダムの世界観を表現するためには欠かせない要素なわけです。
「一人称視点でのMSが巨大で怖い」感覚や「無重力空間を壁を蹴ったり、それ用の手すりに捕まって移動」というような、宇宙ならではの表現があってこそ、スペースノイドの扱いや、歴史的なものからくるイデオロギーの対立なんかが、SF作品のリアリティに寄与しているのだと思う。

というわけで、ユニコーン面白いよ。ユニコーン
ミネバかわいいよミネバ。